オーディオ信号の流れ

 アナログレコードの音楽を聴く場合、オーディオ信号の流れとしては、まず、レコードの溝に刻まれた信号をレコードプレーヤーで拾い、電気信号に変換します。

 このままでは音量が小さくて聞こえないので、信号をオーディオアンプに送り、増幅します。この時点で音楽を聴くのに十分なレベルまで増幅されています。

 増幅された電気信号を、スピーカに送ります。スピーカでは、この電気信号を空気の振動に変換します。

 あとは、空気の振動が空気中を伝わり、耳に到達するのです。

 

 オーディオシステムでは、「音の入り口」と「音の出口」が、とても重要になってきます。

 ここでいうと、「音の入り口」はレコードプレーヤーであり、「音の出口」はスピーカということになります。

 オーディオを良い音質で楽しむには、「音の入り口」と「音の出口」に対するこだわりが大切です。これらのこだわりについては、次回以降、詳しく説明していきます。

 

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